フットプリントWS -ビフォーアフター紹介-
- 桃子 吉永

- 11月30日
- 読了時間: 4分
今日はフットプリントWSを実施しました!
早速、一例をご紹介。

●ビフォーのポイント: 左右で比べると、右足の方がうまく踏ん張れていない

●フットプリントの評価 ・左右で比べると、全体的にやや右足の方が色が濃いので右足重心の可能性が高い ・右足の小指が全く踏ん張れておらず、右足は全体的に母趾側に重心が偏っているので土踏まずが崩れているはず ・左足も小指・薬指付け根あたりが白くなっており、色が濃い場所が踵の内側と母趾の付け根なので土踏まずが崩れているはず ・左右とも、母趾の先端ではなく付け根に荷重がかかっている
・右>左で人差し指のMP関節(拳の関節)が落ち込み、荷重がかかっている

●ポイント ・右の小指が反っている ・右>左でMP関節(拳の関節)が反っている ・左>右で薬指の末端の関節が丸まっている(踏ん張れない)
→全てフットプリントの情報と一致

●ビフォーと比較したポイント
・土踏まずが引き上がり、右足指がしっかり踏ん張れている(左もビフォーよりしっかり踏ん張れている) →この立ち方を続ける限り、指が使える状態なので、踵の荷重が減り、その分足首が機能しやすい状態となります。これ以上足の形は変形することはなく、しかるべき部位がバランスよく体重を支えるようになるのであらゆる改善が期待できます。
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今回の参加者は主に外反母趾や膝、股関節周りの痛みのほか、ぎっくり腰、肩周りの痛みなどがあり、自分の身体に危機感を覚えていらっしゃる方が多かったです。
まずフットプリントを採り、実際の足と照らし合わせて評価し、その上で、変形してうまく足を使えない状態をどうしたら改善できるかというところをしっかりと学んでいただきました。
すでに色んな症状が出ている方にとって、私がお教えするフットケアはかなり痛みを伴うもの(※)もあるのですが、それを施した瞬間から身体は劇的に変化します。足の状態が改善すると全身にどのように影響するかということをしっかりと体験していただきました。
(※)それは患部を悪化させるような痛みではなく、原因となっている部位にアプローチしたときの痛みであり、その部位が正常であれば本来痛みを感じない場所ばかりを触ります。
また昨日転倒して左膝を強く打撲してしまい、膝が曲がりづらい状態でお越しになった方もいたのですが、実はこういった急性の怪我ほど、なるべく早いタイミングで適切な対処をすればするほど、悪化せずすぐ回復に向かわせることができるので、まさに痛めている最中に指導することができてよかったです。
(もちろん闇雲にケアをすればいいということではなく、適切なケアをすると腫れがすぐ引いていったりするんです)
また今日一緒にWSを受けた方にも「ケガをしたときこうすれば良い」ということを学んでいただけてよかったと思います。
そして最後に「難しいけど習得できたらあらゆる場面で役立つテーピングの巻き方」を学んでいただきました!
私がお教えするテーピングは、自力では不可能なその人の足の理想形を導くものです。巻いた後の体感は全く違います。足裏がかなり使いやすい状態になるので、その上で足の使い方を練習すると尚良いですね🙆♀️
足はたくさんの関節があり、小さくてゴツゴツした骨の集合体なので決して簡単に変形が改善できるわけではないのですが、それでも淡々と続けることで奇跡的な変化を遂げている生徒さんもいらっしゃいます。
身体はちゃんとやった分だけ必ず応えてくれるし、適当にやったらそれなりの結果しか出ません。
私は自分の身体はもちろんですが、人の身体さんともコミュニケーションを取るのが好きなので、そこがすごく分かるというか、見えてくるんです。
自分の身体はどうしても盲点が生まれますから、自分の身体のことが知りたいときはぜひ、私のレッスンを受けてみてください~^^






