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身体づくりの鉄則

  • 執筆者の写真: 桃子 吉永
    桃子 吉永
  • 3 日前
  • 読了時間: 3分

昨日のバーレッスン🩰


最近少々身体がなまっていたので無理せずいつもより軽めに。

でも漏れなく全身筋肉痛ですよ。(当然です)


「桃子先生でも筋肉痛になるのですか?」という質問をよくされますが、それはおそらく「運動不足や運動音痴な人が筋肉痛になる」というイメージをお持ちの方が多いのだと思います。


が、違います。


筋肉痛になるということは、「普段とは違う動きを沢山した」ということです。


その人の日頃の運動量よりも相当多い運動をすると起こります。


(ちなみにそれが悪い方向に働くと「故障」になります。例:旅行で一日中歩き回って膝を痛めたなど)


またバレエの筋肉痛は筋トレ系の筋肉痛とは全く違います。

身体の使い方が全然違うからです。


バレエはインナーマッスルやミドルマッスルをメインに使います。

なのでアウターマッスルの筋肉痛にはなりません。


・頚椎から腰椎までの全ての脊柱起立筋

・下腹部(腹横筋/腹斜筋)

・大腰筋

・外旋筋群

・足の外在筋と内在筋

→ふくらはぎから足裏に走行する足首や足指を動かす筋肉

・ローテーターカフや前鋸筋


などが筋肉痛になります。


これらは各関節を正しい位置関係に保持する役割を持つ筋肉なので、筋肉痛の間は姿勢を崩した状態を続けても正しい位置に戻ろうとする力が強力になります。(20代の頃のバレエの筋肉痛は凄かったです。勝手に支えてくれるので全く疲れません。面白いでしょ。)


それはまるで身体中にしつけ糸が張り巡らされたような感じです。


正確に/丁寧に/誠実に動けば動くほど、このしつけ糸はより力を発揮します。


なのでこういったトレーニングは、身体のレベルを問わず「量より質」が大事です。

私のやり方はあり得ないくらいに質を優先させます。


できる動きを増やすために回数をこなすのではなく、いかにその動きを正確にできるか、正確性を何よりも優先させるために動きのレベルをかなり落としてやることが大事です。


そうすると動きとしてはどんどん地味になりつまらなくなるので、あらゆる教室では実現できない方法だと思います。


しかし実は動きのレベルを落としてとことん正確性のレベルを上げていく方が身体のレベルは上がります。


言い換えると「自分にとって簡単な動きをいかに難しくやるか」ということです。


動き自体は簡単なので、繰り返し同じ動きをすることができます。


そしてその動きを繰り返せば繰り返すほどほど神経回路が開拓されていきます。


もちろん簡単な動きだからといっていつも通りに動かしてもダメですよ。いかに難しくやるかです。


実際バーレッスンは、どれだけ優秀なバレリーナでも怠ることはありません。これがバレエのすごいところ。こういう練習法を定着させたことはすごいと思います。


一回一回行うプリエの動きも、解像度をあげれば実は同じ動きをしていません。毎回、今の身体にとって丁寧で誠実な動きを積み重ねていくのですから、職人と同じような技術の向上をしていきます。


「今の身体にとって簡単な動きの中で質を上げていく」ということなら誰でも取り組めます。


これが身体づくりの鉄則です。

 
 
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