受講者さんはまさに「敗北の官能」
- 桃子 吉永

- 10月29日
- 読了時間: 3分
今日のプライベートレッスンはたまたま初めて受講される方ばかりで、持病や故障をお持ちの方々だったのですが、レッスン(というよりほぼ100%施術)後は身体が軽くポカポカになり、痛みが出る動作での痛みもかなり軽減してスムーズに動かせるようになり、とても喜んでお帰りいただきました✨
帰ってすぐお便りを送ってくださり、こんな嬉しい感想をいただきました。

数年前の手術をきっかけに身体の動きにかなり制限がかかることで関節を壊し、長らく痛みに耐えていらっしゃったのですが、本当なら、リハビリで今日私が行った施術がしっかり施されていたらその痛みは受けずに済んだだろうなと思います。(それは一年以上の生活の質を変えるほどの差だと思います)
私の施術はまず大前提として、患部に痛みを感じる動きや施術は一切行いません。
そもそも患部は触りません。
触る場所は、患部の痛みの原因となっている場所のみです。
ただそういった場所は漏れなく、「正常なら全く痛くないが、問題がある場合はその問題の度合いに応じて痛みを感じる場所」です。
なので初回のプライベートレッスンは、年齢や状態によって違いはありますが、私のメソッドの予習が全くない人ほど施術の痛みを感じやすいと思います。
もちろん極力痛くないように触ります。
ただ全く痛くない触り方では、長年かけて痛めたところをたった90分で回復させることは難しいですし、そのやり方で同じ結果を出そうと思うと時間が何倍もかかってしまうか、あるいはどれだけ時間をかけても同じ結果は出せないということもあるんです。
(※何度も書きますが痛みを感じるのは患部ではなく、原因となっている場所です。そして回復とともに痛みがなくなり最終的には触られると気持ちいいと感じます。)
なのでしっかりコミュニケーションをとりながら、説明しながらしっかり触ります。
そうすると身体は一つの施術ごとに変化し始めますので、途中から痛みが軽減したり、冷え性の人でも指先までぽっかぽかになったり、施術した場所が軽くなり痛い動作ができるようになっていくことを身体で感じるのでだんだんと楽になっていきます。
今回が全くの初見という方は、肩が上がらない状態で最初は怖がっておられましたが、施術後は腕をしっかりあげられるようになり、「整形外科の注射後より全然楽」と驚きながらおっしゃっておられました。
またセルフケアのやり方もしっかり指導し、「ロキソニンを飲むより自分の力で痛みをなくすことができる」という新たな世界線を知ってもらえたと思うので良かったです😊
受講者さんはまさに、「敗北の官能から自由が立ち上がる」です!(by熊谷晋一郎先生)






