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身体は筋肉で支えるだけじゃない

  • 執筆者の写真: 桃子 吉永
    桃子 吉永
  • 8月31日
  • 読了時間: 3分

今日は京都で身体づくりの基礎を学ぶ、BEST BODY WSを実施しました!


足の変形や痛み、手や腕の痛み、下半身の重たさやお腹周りのシルエット、私の書籍や動画コンテンツなどでの実践の上で不明点を解消したい、など、あらゆる悩みをお持ちの方々にご参加いただきました。


現状維持ではなく着実に身体を変えていく身体づくりには、「いかに解像度を高めていくか」ということが一つ、大切になってきます。


解像度が低い状態とは、普段の日常生活で何気なく動いている状態です。


私たちは普段、どうやって自分の身体を動かしているかということを認識して動いているわけではありません。


普段はほどんと気にしていない「動き」に意識を向けて、目的通りの動きを極力正確にやろうとするプロセスを通して解像度が上がっていき、認識できる領域が増え、そういったプロセスの中で身体は変容していきます。


そしてこのようなプロセスを経て掴んだ感覚は、簡単に忘れることができなくなります。これが「身につける」ということの最初の体験です。


今日は10年ぶりくらいに学びにきてくださった方もいらっしゃったのですが、呼吸の仕方や動くときの各関節のアライメントなどをみて、身体は決して忘れていなかったということが見てとれてとても嬉しく思いました。


また私が指導している身体の使い方とは、「その動きに必要な筋肉のみを働かせ、動きに不必要な力みは極力なくすというコントロール」を必要とするので、そこに難しさがあります。


「疲れない身体」とは、単純に筋肉で身体を支えるのではなく、骨(関節)を正しい位置関係に保つことによって叶うからです。こういったところはまだ一般的にはほとんど認知されていない感覚だと思います。


また満員電車通勤や冷房が効きすぎた部屋の中でのデスクワーク、苦手なことをやったり苦手な人と関わらなければならない環境、長らく辛い悩みなどを抱えている方、性格的に完璧主義さんや頑張り屋さんの方など、ストレスを感じる生活をしている人は特に、無意識の力みや浅い呼吸などが常態化しているかもしれません。


ちなみに私もストレスを抱えたり落ち込むことはもちろんあるのですが、身体に影響することは本当にほとんどありません。食欲も落ちないし快便だし掃除洗濯炊事などフットワークも軽いし寝つきもいいし10時間睡眠も朝飯前ですし逆に4時間睡眠でも身体は動きます。もともと健康体の上に普段から身体のことをやっているので、心が辛いときは身体さんが助けてくれます☺️


でもこう書くと「私は健康体じゃないし…」と思う人もいると思います。が、そう思う前にできれば学びにきてほしい。本来のあなたの身体はそうじゃないかもしれません。


今回も西は広島、東は愛知から、そして暑い中足を運んで学びにきてくださり、ありがとうございました!

 
 
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