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自分の身体と出会い続ける

  • 執筆者の写真: 桃子 吉永
    桃子 吉永
  • 3月5日
  • 読了時間: 2分

身体って、故障する前と故障した後では、次元が全く違ってくるんです。


一度壊れたものを回復させる労力は、壊れる前にかける労力とは比べ物にならないほど大きいです。


だから願わくばもっと早いうちから自分の身体の存在に気づいてくれたらという気持ちは指導する者としては常にあります。


でも壊れるまでは身体を感じていないわけなので、これを当事者に伝えるのはとても難しいことです。


ちなみに「壊れても構いません!壊れたら壊れたでなるようになる」という方もいて、それはそれでもちろんアリだと思っています。ただそういう考えの人であっても、回復プロセスを実際に経験することで、何か考えに変化が起きることはあるとは思います。


私たちの身体は常に周りの環境の影響を受けて生きています。


現代(近代)社会は私に言わせれば、自我とか自意識に寄り添った構造になっていて、身体が常にないがしろにされてきたと感じます。


健康にしろ、美容にしろ、自我の欲望のために身体が従わされているという風に感じることは多いです。その他は資本主義に駆り立てられて身体を犠牲にせざるを得ないという結果になっている人も多いと思います。


それは多分、みんなどこに向かって生きていけば良いかわからないからそうなっているのかなと思うところもあるのですが、、、


ということで、私は身体を主体として考えることをオススメしています◎


そのためにはまず、何はともあれ今の自分の身体を引き受けるところから始まるわけですが、これはスッとできることではないと思います。多くの人にとっては、何度も行ったり来たりしながら引き受けていくのかなと思います。


今の身体があなたに教えてくれることはたくさんあります。

無駄なことは一つもありません。


何かが得られたから価値があるのではなく、プロセス自体に価値があるんですからね♩




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